第8回 なら燈花会(とうかえ)
          

 

開催趣旨

 

古都奈良は、広大な緑を背景に、人々の営みと自然が美しく調和し、古代日本の雄大な美しさを今も残しています。そんな奈良にふさわしいのは、日本人なら誰でも懐かしく感じ、どこか心を癒してくれるやさしい灯り。ろうそくの灯りは、歴史に回帰しながら、ゆったりと時の流れを映し出していきます。「なら燈花会」は、ろうそくの灯り一つひとつに幸せを見る日本的な美しさでもって、世界遺産の地奈良に集う人々の祈りを照らし出します。「燈花」とは、灯心の先にできる花の形の塊。これができると縁起がよいと言われています。

  

開催内容

奈良公園内の浮雲園地をメインに、数カ所のエリアを「ろうそく」を主とした灯りで演出し、歴史的建造物等のライトアップも含めた、広大な規模の古都奈良の幻想的な風景をめぐる、夏の10日間だけの灯りの祭典です。

 

開催日時

平成18年8月6日〜8月15日 //////点灯 午後7時 〜 消灯 午後9時45

*雨天・強風の場合、中止になることがあります

  

会  場

 

奈良公園一帯 (浮雲園地をメイン会場に、数カ所のエリアで開催)

    ママも当日ボランティアとして参加。

実施会場について



(写真はイメージ図です)


「一客一灯のエリア」 
浮雲園地

新公会堂前の浮雲園地に約4000のろうそくの火がともる。いにしえより大切に受け継いできた古都奈良。その歴史的・文化的景観に囲まれた地にともる灯り一つ一つが、訪れる人々の祈りを照らし出します。本年度はデザインを変更いたします。


       開催期間は、8月6日〜15日


「ほたるのエリア」
 猿沢池と五十二段

畔のしだれ柳がライトアップされた「猿沢池」の周囲350メートルにろうそくの灯りが並び、誰もが一度は見た猿沢池に映る興福寺五重塔の風景が、絵画のように美しい夜景になります。猿沢池北東畔から興福寺へ登る石段「五十二段」には、ろうそくの灯りを両端に配し、人々を燈花会の世界に導く道になります。

       開催期間は、8月6日〜15日

  


「船明かりのエリア」 
浮見堂と鷺池

ライトアップされた「浮見堂」のある「鷺池」の周囲と蓬莱橋上にろうそくの火がともり、池には舳先に灯りをともしたボートが浮かんで、浮見堂を中心とした池全体が灯りの舞台となります。


       開催期間は、8月6日〜15日



「竹明かりのエリア」
 浅芽ヶ原

鬱蒼とした「浅茅ヶ原」の林内に迷路状に伸びる小道に沿って、竹灯りが並び、林内にも灯りがともります。神々しい闇に浮遊する灯りにより、幻想的な空間となります。

       開催期間は、8月6日〜15日




 


「東大寺参道、鏡池のエリア」
 


       開催期間は、8月6日〜14日



「興福寺のエリア」 

興福寺の北側参道から国宝館に至境内に600の明かりを灯します。燈花会開催期間中国宝館の夜間拝観が行われる予定です。

       開催期間は、8月6日〜15日

「春日大社若宮神社のエリア」
 



       開催期間は、8月14日〜15日




 

「月のエリア」
 国立博物館前

奈良国立博物間前の広場・池の周りで池や博物館の窓ガラスに映るロウソクが夜空の星々のように輝くエリアです。

       開催期間は、8月6日〜15日